確率分野最強の参考書『ハッと目覚める確率』の勉強法

公開日: : 最終更新日:2016/07/21 おすすめ参考書, 数学, 科目別紹介 ,

ハッとめざめる確率

東京出版から出されているハッと目覚める確率の最も効率の良い勉強法を徹底解説します!

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ハッと目覚める確率について

まずは見ているはずも無いと思いますが、東京出版さん、そして安田 亨先生、素敵な参考書を本当にありがとうございました!

っと、開口一番、感謝を述べたくなるほど素晴らしい参考書でした。

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数学の勉強法フローチャート

でも述べましたが、私はどうしても確率分野だけ得意になれませんでした。
青チャートをやっても大学への数学一対一対応の演習をやってもテストで解くたびに、自分の解答が不安でしょうがありませんでした。現実に基礎の問題で勘違いをして間違っていたり、ちょっと捻られた問題になると太刀打ちできませんでした。

それは私が、解法パターンは知っていても確率だけは本質を理解できていなかったのです。
確率は割と数学の中では独立していて、他の分野の影響をあまり受けません。潜在的に得意な人もいれば、他の分野は得意でも確率だけはどうしても理解できない人がたくさんいると思います。

私だけかと思っていたのですが、予備校で指導しているとそんな子が驚くほどいるんですね。そんな子たちには、片っ端からこのハッと目覚める確率を進め、良い評判をもらっていました。笑

ですので、当サイトの勉強法の中で確率分野だけ特別に1冊これで補うことにしました。

確率のたちの悪いところは、数Aという習い始めですぐ登場します。
高校によって違うと思いますが、数Ⅰと数Aを同時進行していた私の高校では高校一年生の夏前には登場していたと思います。

登場するや否や、勉強が出来なかった劣等生の私はさらに数学嫌いに拍車がかかりました。
コンビネーション記号や!の記号の意味がさっぱりでいつ使えばいいのか、どういう意味なのか、知っていても本質的なことは理解できないまま二年生が終わりそうになりました。

そんなときにこの参考書に出会い、救われました。
ハッと目覚めるという言葉に嘘はありません!
もし、確率を何となくで記号を使って解いているのでしたら危険です!

現に私は大学入試で確率の問題が出てきて、この参考書をやっていなかったら解けていなかったと思います。そう思うと、大問一つ丸々拾ったのですから効果はとても高かったです。

ハッと目覚める確率をやったほうが良い人はこんな人

まずは確率が苦手な人は絶対にやったほうが良いと思います。
苦手な人のためにあるような1冊ですので、何かしらの手がかりは得ることが出来ると思います。

あとは、典型問題なら解くことができるし、公式も知っているがいまいちなんでそう使えるのか、どうしてこうやったら解けるのかを理解していない人です。
私自身がこのタイプでした。
始めのうちはこれでも通用します。知っているやり方を並べるだけで解けるので当たり前ですよね。
しかし、問題が難しくなるにつれて、応用問題になればなるほど取り残されていきます。

この参考書に高校一年生のころから出会えている人がいるならば、その人の受験人生は恵まれたものになるでしょう。

ただし注意点を書かせてください。
このハッと目覚める確率も万能の参考書というわけではありません。
とても分かりやすいような説明や、公式が目に見える形で解説され、書かれているのですが、問題が何故かちょっと難しいです。笑
東大の問題とか出てきちゃったりします。

まぁでも、考え方の基本を学ぶだけですから問題は青チャートや一対一対応の演習で大量にこなせば良いと思うので大丈夫だと思います!

ハッと目覚める確率の詳しい内容

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他の参考書と違って終始、実況形式で書かれています。
実況形式とは実際の授業のような感じで、文章が進んでいきます。

○○先生の実況シリーズとかって有名な参考書がありますよね!

内容は4部構成で
・場合の数は思考の宝石
・確実な確率論
・期待値、分散、二項定理
・ハイレベル演習

と続きます。

場合の数と確率は何度も何度もじっくり読み込んでください。
そして、他の参考書で問題を解いてみると、「あー、そういうことが言いたかったのね」と目からうろこが落ちると思います。

問題の数は例題が62問あり、ハイレベル演習が15問あります。
ハッと目覚める確率は、解説がとても分かりやすいだけでなく、その別解の多さも魅力の一つです。

ここで言う別解とは、やさしい理系数学での解説で扱ったような全く別な角度からのアプローチというものではありません。
あくまで、数え方や方針が違うというものです。

しかし、かなり多く問題で別解が用意されています。
簡単な発想なものは場合わけが多く大変であり、初見では思いつかないような発想では一瞬で解けてしまいます。

このようなパターンを身に付けれるのも、とても勉強になると思います。

場合の数は思考の宝石

先生の方針の一つに「公式を使って解こうとするな!」と、先生がお兄さんに言われた言葉があります。

その言葉が示すとおり、始めのうちは、中学生でも解ける樹形図を用いてどんどん問題を解いていきます。
学校では、公式を教わってそれに当てはめていくだけでした。

そんな方法を使うことなくどんどん典型問題を解いていくスタイルにはスカッとするものがあります。
また先生は、問題文にとても目を向けて話をしています。

問題文から読み取れるとこ、読み取らなければいけないこと。このあたりは、確率分野ならではです。
本当にためになりました。正直ここだけでも買う価値はあります。

確実な確率論

最初の確率の説明を引用させていただきます。
引用元:ハッと目覚める確率

確率では全てのものを区別する。
~略~
たとえば、ここに2つのサイコロがあったとします。それは別のサイコロだから、目の前に2つあるのです。よく見ると、汚れていたり、かけていあり、中に鉛を仕込んでイカサマしたりします。
~略~
確率の問題で『区別できないサイコロを2つ投げる』と書いた問題文を見かけることがありますが、そんな問題文は意味がありません。
~略~
どのサイコロも違うのです。必ず区別することが出来ます。そして、区別しなければ、正しい確率は得られません。

本当はもっとさまざまなことが書いているのですが、それは実際に確かめてみてください。
上記、引用内容だけでももの凄いためになりますよね。

確率は区別するからこそ、意味があるのだと。区別しない確率など存在しない。

ぴんときませんよね。ぴんと来るようでしたら、確率なんて苦手になっていませんよね笑
しかし、しっかりとこのことを理解できるようになります。
どうしてそうなのかを理解してしまえば、もうテストであやふやな解答を書いたり、不安になることはありません。自信を持つことができるでしょう。

期待値・分散・二項定理

簡単な期待値は数A,難しい期待値と分散は数Cです。
二項定理はあんまり大切ではないのでさらっと流してください。

ハイレベル演習

東大、京大、名大、東北大などの旧帝の問題や、慶応大学などから難しい問題ばかりを選んで載ってます。
とっても難しくて、汎用性があるのか分かりませんが、ここで解けるようにならなければ、一生解けません。つまり模試でも絶対に解けない問題が並んでいます。

解き方もどれも独特です。しかし解答がとても丁寧なので分からないことは無いと思います。
このパターンの問題が出たらラッキーくらいに捉え、出来るようにはしときましょう!

【確率を苦手から得意へと変える】ハッと目覚めるの最も最適な使い方、勉強法

kishou
みんなでハッとめざめましょう!

例題は解説を読む前に自分で解こう!

もし完全に確率を始めて目にするのでしたら、解説を見ながら一緒にやって欲しいです。
しかし、一度でも確率を習っているのでしたら、実況につられて解説を読む前に、自分でしっかり紙に解答を書いてから解説を読むようにしましょう。

問題を解くと言う意味あいもありますが、何よりもだらだら実況を読んでしまうことを防ぐためです。
いくら目からうろこの内容が書いてあったとしても、学び手が集中して生かそうとしなければ何にもなりません。

ですので、しっかり自分で解いて、先生のやり方を見て、何かを学んだのでしたら、そのやり方で(同じやり方でも)答案を分かりやすく作り変えても良いと思います。
やはり本当に理解している人の答案はとても綺麗で、分かりやすいです。
それに比べて、理解があいまいな人は、その人自信も曖昧なので、解答もあやふやなものになりがちです。

しっかりとした答案作りで理解も促進されると思います。

例題は知識の宝庫!別解も全部再現できるまで暗記!

例題ではもれなく典型を扱っています。
もちろん難しいものも含めていろんな問題が載っています。

確率は本当に指導する方によってさまざまな考え方があります。
もちろん本質的には全く同じことなのですが、確率が苦手な人は特にやり方が固定されてしまって、やり方が違うのならば全く手につかないほど理解できなくなります。

ですので、まずは一つしっかりとしたやり方をものにしましょう。
そのためにも、例題はすべてハッと目覚める確率式に解けるように解法、また答案の書き方も真似しましょう。
もちろん、解説のため一部とても書きすぎているところは適宜省いて、しっかりとした答案作りを心がけましょう。

同じ問題を他の参考書で解いてみる

ハッと目覚める確率は問題数が足りません。
しかしこれは本質を理解することに大半を割いているためしょうがありません。
解き方をマスターしたら、すぐに他の参考書の問題をあたってみてください。
もしかしたら、参考書によって解き方が違うかも知れません。
しかし、ハッと目覚める確率で確率の本質を理解した皆さんなら難なく悩まずにどちらも取り入れることが出来ると思います。

どんどんいろんな問題を解いてものにしていきましょう!

別解も、一つのやり方で出来れば良い!では無く、絶対にマスターしましょう。いつなんどき、その方法でしか解けない問題が来るとは限りません。

【ここだけは見て!要点まとめ】ハッと目覚める確率の効果的な使い方

・確率が苦手な人、公式に不安がある人は絶対にやろう
・実況をだらだら追いかけるのでなく、手を動かして集中して取り組む
・例題は全て、ハッと目覚める確率式の解法パターンを暗記する
・演習が足りないところは青チャートや一対一対応の演習などの網羅系で補修

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