私立高校と公立高校のメリット・デメリット

公開日: : 最終更新日:2014/10/12 受験コラム, 受験裏情報

koukousei

私立高校と公立高校ってどっちに行くのがいいのでしょうね。
私自身は、公立高校だったのですが、地方出身だと言うこともあり何の疑いもなく公立高校に進学しました。
なので、漠然と私立はとんでもない生徒ばかりだと感じていました。

しかし、大学に進学し、周りの中高一貫私立高校出身の同級生に話を聞くと良い所があったり悪い所があったりいろんな意見があり、医学部進学を考えている人に、参考になるかと思いまとめてみました。

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私立高校のメリット

まず始めに、私立高校のメリットについて考えていきたいと思います。

指導する先生のレベルが高い

私立高校の先生

友達の話を聞くと、先生のレベルがやはり高いようです。
私立高校では、公立高校とは違って、学校が直接先生を募集し、採用するシステムになっています。
これによって本当に実力がある先生だけが採用され、授業を行っているようです。

しかし、中にはとてもユニークな先生がいて、内容が一人よがりになりすぎている先生がいるらしいですね。数学とかを難しい方法で解きたがる先生とか、物理で全然違うことばかり話す先生もいた、といっていました。

ですが、全体的にとても話が分かりやすく、面白い先生が多いと言うことを言ってみました。
ちなみに話を聞いた友達は、麻布高校、灘高校、開成高校、聖光学院高校、桜蔭学園出身です。
彼らは、別に高校時代は、特に学校の中では頭が良かったわけではないってみんな言ってました。うーん、やっぱり名門私立はずば抜けてますね。
灘高校出身の友達は一浪しているのですが、落ちこぼれだったと言っていて、灘高校は噂どおりのやばさだなと感じました。

公立高校の先生

さて、それに対して、公立高校の先生のレベルはどうでしょうか。
これに関しては完全に運の要素が強い気がしますが。県で一番の進学校でもレベルは高くないです。
公立高校では県の教育委員会によって、先生が配属されてきます。

私は、先生に恵まれていなかったように思います。
授業が分かりやすくて、面白くて好きだったのは、1,2,3年生の数学の先生と3年生のときの倫理の先生と、英語のWritingの先生だけです。

特に3年間ずっと英語のReadingの先生が同じだったのですが、50代くらいの女性の先生で、本当に分かりづらかったです。
またセンター試験後、学校で2次試験の特別講義があったのですが、私は家でずっと自習したかったので学校に行かずに家で勉強してました。そしたら、3年次担任であったこの英語の先生が毎日電話してきて、とにかく学校に来るようにずっと怒られました。事情を話しても、いいから学校に来なさいって聞いてもらえませんでした。

最終的に、学年主任の先生に事情を話して、特別に許可を頂いて、家で二次試験の勉強をし続けることができ、無事に合格できましたが、この時に学校の先生に不信感を覚えました。

また、二年次の英語の先生は30代の若い女性の先生で、明らかに英語レベルが低く、簡単な英語でも英語の電子辞書をずっと調べていました。分からないところを聞きに行っても、その場で答えてもらえず、後日調べてくるという感じでした。高校二年生レベルの質問に一瞬で答えられないのは、今考えてもやはりちょっと英語レベルが低いと思います。その年に退職されたんですけどね。ただ人柄が良くて、先生として大好きだったので残念です。

私は基本的には数学以外の教科はずっと自習するか寝てばかりいました。授業があまり面白くなく、退屈してたのかもしれません。
本当にもったいないことをしたなと感じます。
ただ、それと同時に授業をあまり聞かなくても、自習で旧帝医学部には入れちゃうことを証明した気がします。

授業の進度が早く、受験勉強がたくさんできる

私立高校の授業進度

私立高校は基本的に、授業を高校2年生までにすべて終わらせて、高校3年生になったら1年間がっつり受験勉強をします。
どうして、そのようなことができるかと言うと、生徒のレベルもある程度高いからもありますが、上の層に合わせているからだと思います。

小学校、中学校では完全にみんなが理解できるような授業をするために、成績が良い子はもどかしい思いをすると思います。
しかし、私立高校では成績の良い子に合わせてどんどん先に進むため、落ちこぼれる子もでるかも知れません。しかし、しっかりカリキュラムについていくことが出来れば、必然的に成績もあがるようになっています。

公立高校の授業進度

それに比べて、公立高校では遅いと高校三年生の冬まで授業が終わらないところもあります。
予備校の教師をしていると、学校の授業が終わりそうになくて不安だという生徒が相談をしに来ます。
一応、県で一番の高校なのに進度が本当に遅いのです。
話を聞くと、おじいちゃん先生が1人いて、目標の範囲まで進むことが出来ずに、他のクラスもそれに合わせて、テストの範囲が少なくなり、どんどん遅れて行ったそうです。

そんなこともあるんだなーって思いと同時に、これでは私立の生徒に敵うはずもないなと、自習することをその生徒には進めました。

しかし、公立高校でも進度がめちゃくちゃ早いところもあります。
私の高校は10クラスあり8クラスは普通科、2クラスは理数科といって、入学時から頭の良い理系を集めたクラスがありました。
入学偏差値も普通科より3くらい高かったです。
理数科は、医学部や難関大理系へ進学するための受験クラスでした。
普通科とは異なったカリキュラムで進み、高校二年生の時点で数学を全部終わらせていて、物理や化学も普通科に比べて夏前には終わっていました。

普通科の私が物理と化学の範囲を終わらせたのは夏休み明けして秋に入るころでした。

他の生徒の意識が高い

私立高校の生徒

周りの生徒の意識が高いと聞きます。
それもそうですよね。特に名門私立の進学実績を見ると、周りと一緒に頑張れば一流大学へいけますよね。
以下、灘高校の平成25年の進学実績
(引用元:灘高校)

nada

受験勉強に周りは関係ない!って思われるかもしれません。
確かに、独学でどんどん勉強していれば一見関係ないように見えるかもしれませんが、私はそうは思いません。
やはり、ライバル達と教えあったりして、一緒に勉強したり、テストの点数を競い合ったりすることは、励みになります。
また、情報を共有しあったり、他の人をものさしに、今自分に何が足りていないのか、次に何の勉強をしたらいいのかなどを測ることもできます。

公立高校の生徒

公立高校でも、進学校なら周りの意識やレベルは高いかもしれません。しかし、地方では東大が1人とかそういうレベルのところもあります。それでは、やはり学校の定期考査のレベルも低くなるし、周りに一緒に頑張る仲間も見つけづらくなります。
私が勉強始めたきっかけは、友達に誘われたからです。
3人で一緒に地元の国立医学部に行こうと、目標を共有しあったからこそ、辛い勉強にも耐えられたのだと思います。

公立高校のメリット

次に公立高校のほうが優れていると思われるメリットを考えて行きたいと思います。

学費が安い

私立は本当に良い面がたくさんあると思います。
しかし、一番の難点は学費が高いんですね。
jugyouryou3

(引用元:文部省)

授業料がいつの間にか、公立は無料になっていたんですよね笑
見ていただければ分かるのですが、1年間にこれだけの金額がかかります。もちろんこれは平均額ですので、名門私立はもっと高いです。
これだけの費用を払うだけの価値があるとは思いますが、それは実際に学校に通う生徒さんの、意思の問題でもあると思います。
私立に行かせるなら本当に努力する覚悟があるのか真剣に話し合ったほうがいいと思います。

男女共学が多い

一昔前までは、地方では県で一番の進学校は男子校だったりしたのですが、ここ数年でどんどん共学の流れになってきています。
私の同級生には麻布だったり群馬の進学校だったり、男子校出身の子が多いです。彼らいわく、男子校は楽しかったけど共学が良かった、だそうです。

正直、受験のことだけを考えるならば、共学よりも男子校や女子高の方が恋愛に現を抜かすことなく勉強に励めるのでいいとは思います。
しかし、思春期のうちに恋愛をすることはとても大切なことだと思います。もしかしたら、勉強よりも大切かも!

なので、共学が多い県の公立高校に進学を希望する人は多いですよね。私が家庭教師をしていた子も、かたくなに共学を志望していました。

普通の子が多い

やはりレベルの高い私立高校にいく子は独特な子が多いような気がします。勝手な偏見かもしれませんが、個性的な子が多いと思います。また、金銭面でも銀行員であったり、医者の子であったり裕福な子が多いと聞きます。

それに比べて、公立高校は個性が無いわけではないですが、ある程度普通の子が多いと思います。
それが良いか、悪いかは受け取り方によって違いますけど。

【要点まとめ】医学部へ進学しやすいのは・・・

結論から言うと、偏差値がある程度高ければ、私立の方が医学部を始めとする難関大学へ進学しやすいと思います。
やはり、先生の質、周りの生徒の勉強に対する姿勢などは良い影響を及ぼすと思います。

しかし、私の地元のように地方では、私立なのにレベルが高くないことがしばしばだと思います。そういうときは、偏差値が高い公立高校のほうがいいと思います。その理由は、レベルの高い生徒が集まりやすいので、志も高くすることができるからです。

ただ、授業料など他の条件を勘案しなければなりませんので、十分に検討した上で良い選択をしてください!

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