当ブログ管理人が薦める良い家庭教師の選び方

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 受験コラム, 受験裏情報

kateikyoushi

私は大学進学後、個別指導や家庭教師として数名の子を指導してきました。
受験で苦労していた私は、医者になれなかったら予備校の教師になろうと思っていたので、アルバイトではありましたが真剣に指導を行ってきました。

医学部生を家庭教師として選ぶ御宅は、既に何人にも先生を雇っては解雇していたようで、いろいろ注文されました。
また、個別指導では生徒からの人気や実際の成績の伸び具合からどんな指導がいいのか経験できました。
その中でこんな家庭教師、個別指導の先生は良くて、こんな先生はダメだというものが分かってきたのでまとめました。

家庭教師選びの参考にしてもらえると嬉しいです。

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学生教師の裏の実態

まずは、医学部生として家庭教師、個別指導やチューターなどを経験し、周りの学生達の反応を含めて実態を知ってもらいたいと思います。

家庭教師の時給は2000~5000円

大体みんな、時給3000円でやっている子が多いです。
私は3000円以上で教えていました。けど、成績が上がるとボーナスがもらえたりといろいろでした。
多くの子は、コネを使った個人契約ですのでマージンは発生していませんでした。
これは、地元の学生は有利ですよね。
私も地元の子から紹介してもらったりしてました。

周りで一番高いのは、東大を志望する中学生を教えている友達で時給5000円で週3時間ほど教えていました。これで、月6万円です。しかも、成績が上がるとボーナスで2万円とか包んでもらっていたみたいです。
他にも、5000円で教えている友達が1人います。けど、これはよっぽど良い値段ですね。

この友達はどちらも、話がとても上手で確かにその価値はあるような気がします。

個別授業の時給は1500円~3000円

個別は割りとブラックなので、私達学生教師は避けている人が多いです。
それは、予備校に雇われている側ですので、雇用者としての責任が発生します。
あと、時給もあまり高くない上、時間もほとんど入れないので人気がないです。

個別授業の専制は生徒の成績に興味がない

家庭教師をしていたときは、生徒の成績にとても一喜一憂して、次はどうすればいいのか、何の勉強をすればいいのかを一緒に考えていました。

しかし、個別授業ではそこまで真剣に取り組んでいる先生はいないようですね。
もちろん、授業自体は一生懸命に教えていますが、この人が教えるのかーって心配になるような先生もたくさんいます。

頼ってもらえればアドバイスはもちろんしますが、一対一で全てを受け持っているわけでもないので、家庭教師ほどの真剣さは生まれづらいのかもしれません。
ちなみに、授業は基本的には、前もって先生であるこちら側も予習しているのですが、時間が無いときとかは適当にやってその場その場で教えている先生が多いです。

1年勉強していない先生より、受験生のほうが頭が良い

私の場合、大学に進学してすぐに塾講師をしたり、家庭教師をしていて、勉強を続けていたのですが、大学に入ると大学の勉強をしなければならず、医学のことで頭がいっぱいになります。
すると、微分積分どころか、数列の漸化式さえチンプンカンプンな先生が多いです。

高校で勉強した内容を全く忘れているのに、過去の栄光だけで知ったかぶりで授業をしている人が多くて、こっちが焦るくらいです。また、受験勉強を頑張っている生徒からとんでもなく難しい問題を良く持ってこられるのですが、正直苦労してます。
東大レベルの問題はもう解けなくなっている先生が多いのではないでしょうか。

なので、生徒に質問されると、チャートなどを見ながら一生懸命に思い出しながら答える先生が多いですね。
しょうがないとは思うのですが、自分が生徒だったらもっとしっかり覚えている先生に教えてもらいたいです。いや、覚えているのは当然として、分かりやすい解説をして欲しいですよね。

生徒側の裏の実態

上では厳しく、学生教師の本当の実態を説明しました。
ここからは、生徒とその家族が何を望んでいるのかについて、またどのような思いで取り組んでいるかについて説明します。

家庭教師の頭の良さ=自分の頭の良さ

私が受け持っていた生徒の話です。
男の子だったのですが、勉強できないときにある口癖がありました。それは、「先生がいれば他の人よりも良い点数取れるようになるんでしょう?」というものです。

彼は私に全幅の信頼を置きすぎて、努力をしないでも、私が飛びっきりの秘策を出してくれるのじゃないかと常に求めてきました。
しかし、とびっきりの秘策なんて存在しません。
確かに、勉強能率を上げることや、努力が実に成るような効果的なやり方は存在しますし、このブログでもご紹介させていただいています。

しかし、全ては本人の努力に付随するものであり、無条件で楽して成績があがるわけはありません。
ここを勘違いしている子が多いような気がします。

医学部生を家庭教師にするメリット

医学部生をしていると少なからず、家庭教師の需要があります。
もちろん、受験勉強を必死にやってきた自負はみんなありますので、そつなくこなすとは思います。

では、そもそも何で医学部生や東大生を家庭教師にしたがるのでしょうか。

理由は以下のものが考えられます。
・人一倍勉強したはずだから知識が深そう。
・地頭が良さそうで成績を上げる方法を知ってそう。
・安心感を買うため。
・教え方が上手そう。

例えば、東大生が教えてくれるってなったら、成績が盲目的にあがりそうじゃないですか?
東大生が教えてくれるならうかる!という安心感を買うためだけでも、もしかしたら雇う意味があるかもしれません。

また、人一倍勉強しているので、他の大学の人よりも深い内容や上辺だけでなく本質をついた指導をしてくれそうですよね。

実は、私達の医学部生半分近くは高校生ではなく中学生を指導しています。なので、中学生程度の内容に国立の大学生ならほぼ理解度は変わらないはずです。
教え方は分からないですが、間違いなく安心感を買おうとしているのはあると思います。

私が友達の紹介で中学生の女の子の家庭教師をするとき、親御さんから「浪人を経験したの先生が良かったんですけど」というダメだし?から入りました。
生徒の親御さんいわく、浪人を経験した人なら逆境に強い、たくましい精神力を持っていそうだからといわれました。
高校入試に果たして、そのようなメンタルを持った家庭教師が必要なのかはおいといて、私はとてもびっくりしました。

しかし、私の今からでも効率よく努力すれば志望校に行ける!という言葉で家庭教師をやらせていただきました。
この時は時給は3500円でした。

家庭教師に何を求めているのかはその家庭によって違います。
参考書を指定されることも、教師側が買っていくこともあります。
本当ならば私は自分で選びたいんですが要望は聞くようにしています。

ユニークだったのが、国語の1万円位する情報商材で「絶対国語の成績が上がる問題の読み方」というものを買ったようで、それを生徒に読ませないで私が代わりに読んでその指導を行うというものもやったことがあります。

家庭教師を選ぶときのポイント

私が同級生や、一緒に予備校で働いていた人達を見て感じたこと、また、私自身の家庭教師や予備校の個別指導の経験からやめておいたほうがいい家庭教師の見極め方を紹介します。

問題の解説が一人よがりにならない

問題の解説を1から10まで指導するような先生は、よくないと思います。ソクラテスの問答法というものがあります。
どうしてそうなのか?なぜなの?という風にどんどん進めさせるというものです。

ソクラテスという昔の哲学者は自分自身の手で、解決を図るように教育・指導したそうです。
以下に詳しい内容を引用します。
(引用元:哲学講義)

ソクラテスがエイローネイア(空とぼけ)を貫き、対話を通して相手に無知を自覚させ、真の知識への探求に誘う論法は、一般に「ソクラテス的問答法」とか「ソクラテス的対話術」、あるいは、ソクラテス自身の発言に基づき、ソクラテス的「 産婆 ( さんば ) 術」とも言われている。産婆は、自分の子どもを産むのではなく、妊婦の出産に立ち会い、その出産を手伝う。ソクラテスは、自分の使命を産婆の使命に見立て、彼の話し相手が真の(客観的・普遍的)知識の探求に着手するのを手助けしようとした。ソクラテスの生涯のところで述べたように、彼の母親ファイナレテは、産婆であった。

このように、生徒自身の頭で考えさせ、質問形式で答えを導くような先生は良い先生だと思います。
高校や、大学の同級生でも、勉強を教えるのが上手だったのはそのような教え方をしてくれた友達でした。

もし体験授業を受けることがあるようでしたらそこに注目してみるといいかもしれません。

モチベーションを維持してくれる

jugyousuru

私の持論ですが、家庭教師の先生は授業をすることだけが仕事ではないと思います。
あくまでも、生徒を志望校に合格させてあげるのが仕事だと思います。そのためには、闇雲に宿題を与えて、勉強させるのではなく、勉強をしたいという方向にモチベーションを高めて上げなければいけません。

良く宿題を生徒がやってこないという家庭教師の先生が悩んでいますが、義務になった途端人は、やる気を失ってしまうものです。
本人の自ずからの意志を固めてあげなければならないと思います。

なので、もしその点が気になる親御さんは「うちの子のやる気を起こさせるためにはどうしたらいいでしょう」という質問をしてみてください。

私は家庭教師をするときに、二等辺三角形の頂点から垂線を下ろした点は頂点を二分するのはなぜかの説明をさせられました。
この質問を納得できる答えが言えずに2人の家庭教師が雇われずに終わったそうです。

ちなみに私の解答は「垂線を引くことでできる2つの三角形が合同だということを証明して、対応する底辺が等しいから二等分すると分かる」という説明をしたら合格でした。

これを答えられるかどうかで雇ったり雇わなかったりするのは、やりすぎだとは思いましたが、これくらい明確にどういう人に教えて欲しいのかを試してもいいのかも知れないですね。

話が面白い先生は外さない

家庭教師の条件で1つだけ選べるとしたら、話が面白い先生がいいですね。
思い出してください。高校、中学の先生で授業が分かりやすい先生って、なぜだか授業を聞き込んじゃいませんでしたか?
また、そのような先生は普段話していてもとても面白い先生が多いですよね。

話の面白さと、勉強の解説の上手さって比例していると思います。
必要条件ではないですけど、十分条件ではないでしょうか。

あと、信念を持って指導してくださる人がいいですよね。
是非そのような人が見つかるといいですね。

先生のレベルと問題の解説レベル

あくまで私の私的な意見です。
どの大学かによって、解説できる問題のレベルは変わって来ると思いますので、簡単な目安を用意しました。
解説できるということは、深くまで理解しているということを元に考えました。
一応、実体験を元に踏まえて書いています。

あまり難しくない私立大学生
中学生~高校基礎問題

普通の国立大学
高校基礎~標準問題

難関大
高校基礎~応用問題

超難関大(東大や医学部など)
応用問題~発展問題

また良く、東大生は頭が良すぎて解説が出来ないなんていう都市伝説がありますが、そんなことは無いと思います。
本当に頭が良い人は本質を理解しているので、それを簡単に説明することぐらい容易いはずです。
なので、幅広い問題に対応している家庭教師を選びたいならば偏差値が高い大学に通っている人を選ぶほうがいいかもしれません。

自分の目指す大学の偏差値から考えましょう!

【要点まとめ】正しい家庭教師の選び方

・どのような先生を求めているかを明確にして、条件を絞る
・人柄と先生の信念をみる
・解説の丁寧さをみる

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