【英文解釈が超得意になる1冊】基礎英文問題精講の効果的な勉強法

公開日: : 最終更新日:2016/07/21 おすすめ参考書, 科目別紹介, 英語 ,

基礎英文問題精講 3訂版

旺文社から出版されている、構文・文脈などの英文解釈対策のための参考書、基礎英文問題精講について解説していきたいと思います。

関連記事
医学部合格までの必勝パターン、英語の参考書の外さないフローチャート

スポンサーリンク

基礎英文問題精講について

基礎英文問題精講は構文や文脈に即した和訳をするための練習にとっても最適です。

私の英語の成績が飛躍的に伸びたのは基礎英文問題精講を終えてからでした。
そういう意味で、私の受験英語の参考書のMVPです。

構文の勉強は速読英熟語でももちろん出来るのですが、あれは知識として暗記するような勉強です。
しかし基礎英文問題精講では、構文を理解して、自分の中で見極めないと訳せないような文章が続きます。

私は基礎英文問題精講を高校二年生の秋から冬にかけてやりました。
それまでの私の英文和訳は、自分の知っている単語の意味をつなげてぎこちない文になった日本語文の体裁をちょっと整える程度のものでした。
しかし、基礎英文問題精講をやりきったあとでは、英文で使われている構文を見極め、それを大筋として英文の言っている意味をしっかり把握して、それに合う適切な日本語訳を当てるようにしました。

基礎英文問題精講の難易度と使うべき人とは

この参考書は、普通に単語を勉強していたり、学校の授業を受けていても身につかないような力、英文解釈を能率良く、効果的に身に付けることが出来ます。

ですので、私は、この参考書を全ての受験生が使うべきものだと思っています。しかし、最初からやり始めたら難しくて、時間が結構かかってしまいます。なので、最低でも一周以上は英文法の参考書をやる必要はあります。

難易度は割りと高いです。
例題に選ばれている英文はとても良質なものが多く、普通に単語や構文をしっているだけでは上手く訳せないものばかりです。
なので、英文が言いたいこと、英文独特の言い回し、何の構文が隠されているのかをすべて理解しなければ訳せません。

こなれた英文和訳を作るようになりたい人

oshare
構文を知っていてもそれが意外な使われ方をしていたり、一見どこで使われているのか分からないときがあります。
それを見破る練習になるでしょう。

構文は、パターンですので、理解できなければ絶対に訳すことが出来ません。ですので、意味が分からない文章が構文を知っているだけではっと閃くことだってあるでしょう。

さらに、基礎英文問題精講では文脈という範囲も網羅しています。
受験では頻出するのに、どの参考書でもあまり詳しく教えてくれていません。具体的にはitなどの代名詞がここでは一体何をさすのか、などかなり重要なのに見極め方がわからなかったことも習得できます。

文章が、直訳しただけでは全く意味が分からない文章ばかりです。
このような文章を必死に綺麗じゃなくても、意味が通じる日本語に和訳するトレーニングが能率よく出来るのはこの参考書だけです。

難しい英文でも素早く訳せるようになりたい人

学校の教科書などで扱っている教材では、模試に出てくるような難解な文章はあまり出てきません。
特別難しい単語があるわけではないのに、全然意味が理解できない英文ってありますよね。

そういうものにぶつかってしまうだけで、初めのうちは上手く文章を読み進めることができないものですよね。
そのような人は是非、基礎英文問題精講をおすすめします。
原則として解釈の練習なので難解な文章ばかり出てきます。

それを自分なりに訳すように心がけ、模範の訳を見て、この文章はこうまとめちゃってもいいのかと、参考に出来るところがものすごくあります。
ただ英語の勉強をそんなにしていない人からみたら、若干意訳しているような、やりすぎなようなところもあると思います。しかし、原則として、やりすぎな意訳はしていませんので、信用してトレーニングしてください。

基礎英文問題精講の内容について

本書は大きく3つの要素からなっています。
・構文編
・文脈編
・応用問題編

の3つです。またそれぞれに、例題、練習問題があります。

構文編

構文編では40の例題からなっています。
文章自体は1分もあれば読めるような短さです。

網羅性はとても高いです。英文解釈に必要な構文はすべて揃っていますので、しっかり全部押さえて、自分のものにしていきましょう。
構文はこの参考書の肝です。
難易度は高めですが、これをこなすことが出来れば、受験レベルの英文の訳出に困ることはなくなると思います。

文脈編

文脈編は20の例題からなっています。
これも、文章自体は数分あれば容易く読むことは出来るようになっています。

この文脈編は私は特にこの基礎英文問題精講をおすすめする理由の1つです。他の参考書ではあまり扱っていないこの要素をしっかり押さえています。
英文は流れの中で訳すのだと言うこと、ネイティブは意識しないで読めても私たち英語の勉強する学生はいちいち考えて、「それ」とか「あれ」とか「彼ら」とかが、一体どの部分を指しているのかがとても難しいですよね。
それを、理詰めで解説してくれているのがとても嬉しいですね。

これは、長文読解をスピードを上げて読むための練習であると同時に長文でよく問われる「ここでのitが指すものを答えよ」や「下線部のtheyはどの人々のことか」などの指示語問題に対するトレーニングでもあります。

応用問題編

応用問題編は20の例題からなります。
その名のとおり応用問題で、構文編と文脈編のそうまとめと言う感じです。

ここの部分は本当に時間がある人以外はやらなくていいと思います。

なぜかといいますと、解説が少なく、あまり身にならないと思います。私もやりませんでした。

【英語の見方がガラリと変わる】基礎英文問題精講の効果的なやり方

実はこの基礎英文問題精講は、wikipediaによりますと

旺文社は戦後すぐに活動を再開し、『蛍雪時代』や『精講シリーズ』などを発行した。

とありました。60年前以上前に初版は出ています。笑
いやはや、凄いですね。

もちろん時代が変わると主に、入試問題も変わっていくものです。
それに対応して、今出ている第3版は2004年のものですので、ご安心ください。

おそらく、学校の先生や予備校の先生たちもこの基礎英文問題精講を用いて勉強してきたのだと思います。

例題だけをまずさらっていこう

基礎英文問題精講は問題数がとても多いです。
なので、例題以外はそこまで丁寧に解説はされていません。
ですのでまずは例題だけをまず完璧にすることを目標としましょう。

全訳はしなくていいが、解答は書いてみる

女の子に多かったのですが、凄くきれいな基礎英文問題精講専用のノートを作って、そこに一題一題の全訳を書いていました。
私は、全訳はコストパフォーマンスが悪いのでいらないと思います。

文中で最も大切なところが問題として聞かれているのですから、そこをしっかり自分の力で日本語訳してみるべきだとは思いますが、全部は無駄でしょう。

添削を受けれる環境なら利用する

当ブログのコンセプトとは独学だけで、旧帝医学部レベルの大学合格する方法を示すことです。
ですが、もし予備校や家庭教師を雇っている人がいるのでしたら、添削を是非お願いするといいと思います。

どうしても自分の訳が解答とは違うものになるでしょう。
10人生徒がいれば、10個の和訳が存在するのです。

十分、独学でもやれる参考書なので私は独学していました。
しかし、どうしても自分の訳と模範訳がかけ離れていて、納得できないときなどは学校の先生に聞きに行ってました。

超有名な参考書ですし、恐らく英語の先生ならやったことある先生も多いと思います。もしかしたら添削してくれる先生もいるかもしれませんね。

音読をして英文を自分のものにしよう

基礎英文問題精講で取り上げられている短文たちは凄く質の高いものばかりです。昔から人気のあった名著なだけのことはあります!
こんな良い英文を読まないのはもったいないです。

何度も繰り返すことで、その文中で使われている単語や熟語、構文の流れを自分の脳に吸収させ、英語脳を作りやすくなります。
これは、長文読解のスピードをあげることにも、知識の定着にもつながります。

出てきた単語、熟語は全部覚えよう

恐らくまだまだ単語帳も完璧にしていなければ、熟語の知識も少ない人が多いと思います。
ですが、基礎英文問題精講はそんな人たちでも使えるように、ヒントとして文中に簡単な単語の意味が書いてあります。

ですが、使われている英語は受験生には欠かすことの出来ない単語ばかりですので、一度出てきたら自分の使っている単語帳でチェックしていきます。

もし、載っていなかったら背表紙でも、似たような単語の周りに追加で書いておきましょう。このように、たとえ解釈の勉強をしていようともどんどん知識を貪欲に集めていくことが受験勉強において大切なのです!

余裕がある人は重要例題や練習問題に挑戦!

どんどん問題を解いて、良質な英語に触れることで慣れていきましょう。基礎英文問題精講には多数の問題が載っていますので、余裕がある人は全部やりましょう。

ただし注意点があります。
解説が極端に少ないです。

私はそんなに気にならなかったのですが、やはり最初のうちは物足りなさがありました。
もし、学校の先生など気軽に質問できる環境で無く、解説でもどかしさを感じるようであれば、やらないでいいと思います。

実力をつけるためにも多少もどかしくても、どんどん挑戦してください。

【要点まとめ】基礎英文問題精講のおすすめ勉強法、やり方

・英文法の基礎を一通りやった人はみんなやりましょう。
・基礎英文問題精講をマスターすれば英文解釈で困ることはなります。
・問題数は多いが、例題以外は解説が少ないので注意。
・学校の先生など添削をお願いできるなら是非利用しよう。
・全訳は要らないが自分で答案を作り赤ペンで採点しよう。

スポンサーリンク

この記事を読んだ人は次の記事も読んでいます

juuyoumondaishuu

受験化学の最良書!!化学I・II重要問題集の勉強法

数研出版から出されている、化学重要問題集のおすすめの勉強法を徹底解説していきたいと思いま

記事を読む

mathe-review-icon

100冊以上から厳選したおすすめの数学の参考書

当ブログで詳しい効率的な使い方をご紹介してきました。しかし、数多くの参考書が存在するので、全

記事を読む

良問の風アイコン画像

良問の風の効率的な勉強法

今日は、物理のエッセンス、名問の森の著者である河合塾の浜島先生の 『良問の風』の効果的

記事を読む

forest

総合英語Forestの勉強法を徹底解説

さて、今回は、 英語の文法勉強に欠かすことの出来ない大物、総合英語Forestの説明

記事を読む

semina-

評判はいまいち?本当のセミナー化学の勉強法、使い方を徹底解説!!

参考書についての解説は久しぶりです。張り切っていきたいと思います。 今回は、受験化学界の大

記事を読む

english-center-icon

【英語筆記のセンター対策】7割、9割、満点を狙う人別の勉強法

センター対策シリーズ~本気で満点とる人の勉強法~ 数学のセンター対策 英語筆記のセン

記事を読む

スポンサーリンク
おすすめの参考書
医学部受験
受験裏情報
PAGE TOP ↑